女性の就業率は上昇しており、特に会社に雇用された労働者が増加しています。
育児と仕事の両立を選ぶ女性は、増加しています。

「労働力調査（基本集計）2019年　平均（速報）」によると、15歳から64歳の女性の就業率は、2019年に72.6％となりました。
また、総務省統計局の就業構造基本調査によると、育児をしている女性のうち、有職者の割合は64.2％（2017年時点）となっています。
さらに、子どもの年齢が高くなるにつれ、働く母親が増加傾向にあります。

仕事を続けたいと意欲的に希望する女性がいる一方で、所得の減少により、仕事を続けざるを得ない人も増えています。

仕事中から保育園入園時期や仕事復帰時期を検討し、入所できる保育施設を探さなければいけない状況に悩んでいる母親は少なくありません。
近年、子育てをめぐる社会問題として報道などでも取り上げられることの多い問題ですので、多くの方がご存知のことかと思います。

これは、一昔前に比べて「会社に雇用される母親」が増えていることが原因の一つである、といえるでしょう。

こうした状況については、様々なご意見をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。
中には、現代の女性を取り巻く環境が変化しているにもかかわらず、かつての自分の経験や思い込みで、母親に対して「こうするべき」と強いアドバイスをする方もいらっしゃいます。
こうしたアドバイスは、時に心強くもありますが、時に子育て中の母親を追い詰める一因にもなりえます。

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