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MAMA'S HEAVEN コラム 産後ケアの豆知識

2020.02.26

【産後ママの豆知識】
平均出産年齢の上昇-現代の女性を取り巻く環境

1990年代前半までは「高齢出産」といえば30歳でした。母子健康手帳の表紙に「マル高」のはんこが押される時代でした。
それからわずか20年足らずの2011年には、第一子出生の平均年齢が30歳を超えました。

この間に起きた大きな変化の一つは、女性の社会進出です。
1985年に男女雇用機会均等法が制定され、高等教育である大学の進学率も女性では50%、専門学校等も含めると70%を超えています。高校を卒業した後に就職するという女性が少なくなってきました。

「女性の社会進出」というと「女性は昔、働いていなかったけれど時代が変わって働くようになった」と考える方もいらっしゃいますが、それは誤解です。
「産業構造の変化により、雇用労働者が増加した」に過ぎないのです。

女性の高学歴化、雇用労働者の増加により、2013年には日本人女性の平均初婚年齢は29.3歳、平均初産年齢は30.4歳へと変化してきました。
20代での出産が減少しただけでなく、現在の基準で「高齢出産」とされる35歳以上の出産は3人に1人という時代を迎えているのです。

高齢出産の場合、妊娠高血圧症候群などにかかりやすくなったり、分娩時間が20代に比べて長くなったり、帝王切開の割合が高くなる傾向があります。
また、体力の回復にも時間がかかりがちです。(産褥期の慢性的な睡眠不足は母乳の分泌不足や育児不安を強める一因にもなります。)

さらに、高齢出産をする方の中には高学歴の人が多く、物事を理屈で捉えることには慣れているものの、正解のない、直感や柔軟性を要する育児に戸惑いを覚える人が少なくない、という傾向も見られます。
また、祖父母が高齢で育児を十分にサポートできない状況にあり、頼る相手が近くにいないため孤立化しやすいなどの傾向も見られます。

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