産後ママがさらされる、心身や環境などの大きな変化。
では、どのような要因が産後ママの変化の影響するのかというと、「母親自身の要因」「育児状況」「環境」の、大きく３つに分けることができます。

（１）母親自身の要因
・性格等（性格的な要因や精神疾患の既往など）
・妊娠、出産の状況（望まない妊娠、出産体験を否定的に感じている、子どもの性別やイメージが期待はずれだった…など）
・健康状態（後陣痛、会陰切開部分の痛みや違和感、帝王切開後の痛み、疲れ、睡眠不足…など）

（２）育児の状況
・授乳がうまくできない、夜泣きなど
・子どもの体重が増えない
・黄疸、発疹・湿疹などの子どもの健康状態
…など

（３）「家族の支援や社会環境」
・夫や親からの協力不足
・経済的困難
・行政の産後ケア事業が整備されていない
…など

これら３つの要因により、産後ママは精神的に不安定になりやすく、産後ママの心身の変化に影響を与えるとされているのです。
それぞれの方が置かれている性格や立場、環境は人によって異なります。
あの人はできるのに自分は…などと考える必要は、ないのです。

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●次回【産後ママの豆知識】の更新は1/9の予定です！