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MAMA'S HEAVEN コラム 産後ケアの豆知識

2025.10.08

【産後ママの豆知識】
意外と知らない?蒙古斑のおはなし

赤ちゃんの象徴とも言える、蒙古斑(もうこはん)。日本人なら、ほとんどの人はその存在を知っているでしょう。でも、なぜ赤ちゃんに現れるのか、大きさ・形はどの様なものなのか、いつ頃どうやって消えるのかなどをスラスラ答えられるかと言うと、子育て経験者でもなかなか難しいかも知れません。

蒙古斑は、赤ちゃんのお尻や腰にみられる青いあざ、先天性の色素沈着のことを指します。日本人の乳幼児に多く見られますが、日本人だけと言う訳ではなく、他の人種でも蒙古斑が現れる事もあります。
発達過程の異常で、メラニン色素を作り出す色素細胞(メラノサイト)が真皮に残ってしまうことが原因と考えられていて、あざの範囲や濃淡、形は人それぞれ。5歳前後、長くても10歳前後には自然に消える場合がほとんどです。

もし、学童期を過ぎ、さらに成人になっても蒙古斑が残っていたとしても、それが悪化したり病気の原因になったりする事はないと考えられているため、極端に心配する必要はありません。
ただし、お尻部分以外の場所に出来る「異所性蒙古斑」は、自然に消える事はほぼないと言うのが通説です。早めにレーザー治療をしてあざを薄くした方が良いという考え方もあるため、赤ちゃんの内に小児科や小児皮膚科等で相談してみるのも良いでしょう。

また、蒙古斑の様な青あざが、顔面に出る事があります。これは太田母斑と呼ばれる物で、多くは顔面の片側、目の周辺に現れます。特徴は、赤ちゃん期だけでなく思春期以降にも現れる点、そして自然に消える事は少ないという点です。治療法としては、やはりレーザーで薄くする事が一般的です。

誰もが知っている存在でありながら、詳しくは知らない人も多い蒙古斑の世界。意外と奥深いですね。

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