生後半年くらいから始まる離乳食。赤ちゃんの食べる物だからと、ほぼ全てを手作りする方も多いでしょう。でも、ぱくぱく食べる赤ちゃんもいれば、ペペペーっと吐き出して断固拒否！それどころか、ちゃぶ台返しよろしく、食器ごとひっくり返して遊び始める赤ちゃんもいます。せっかく忙しい合間をぬって作ったのに、とママも脱力…などというヒマもなく、テーブル下に落ちた10倍粥を拭き取る日々。テーブルの下だけやたらピカピカになる時期です。

ここで一句。離乳食 食べてくれたら ラッキーだ(産後ママこころの俳句)。健診などで問題がないのであれば、離乳食はその位の気持ちで臨んでOKです！そして手作りにもこだわる必要はナシ！もちろん、手作りが悪いわけではありません。ただ、ママやパパが無理をしてまで作る必要もないです。離乳食の進みや手作りにこだわるあまり、家族から笑顔が消えてしまっては本末転倒ですよね。

今は赤ちゃんの月齢に合った柔らかさや味、栄養等が考えられた市販の離乳食がいっぱいあります。市販の物を使うことは全く悪いことではありません。どんどん活用していきましょう。
以前よりは薄れて来た手作り神話ですが、いまだに「手作りは愛情のバロメーター」という考えは根強くあります。その考えを否定はしませんが、でもママ自身が赤ちゃんだった頃のこと、覚えていますか？
大人になってから「あの時の離乳食、美味しかったな～。お母さんの手作り10倍粥、また食べたいな」と思い出したり、友達に「赤ちゃんの頃、離乳食たくさん食べた？手作りだった？」と尋ねたことも尋ねられたこともないですよね。

無理をせず、みんなが笑顔で過ごせる方を選択してくださいね！

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