2024年1月1日、石川県能登地方において震度7の地震が発生し、大きな被害がありました。被災された皆さま、ご家族皆さまに心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
今回の地震を機に、非常時の備えを見直したご家庭も多いのではないでしょうか。特に赤ちゃんや、小さなお子さんのいるママパパにとっては気になるところですよね。今一度、災害への備えを確認してみましょう。

まず、非常用持ち出し袋の中身、特にオムツとミルクについてです。食料品などと違い、オムツなどの衛生用品は支援物資として届くまでに少し時間が掛かると言われています。オムツ、お尻拭き、ウェットティッシュなどの消耗品は多めに入れておきましょう。タオルやビニール袋なども、大中小と各サイズあると何かと便利です。

普段母乳のママも、ミルクと哺乳瓶の用意を忘れずに。非常時のストレスや疲れから、母乳が止まることも考えられます。すぐにお湯が使えないことを想定して、ミルクは粉ミルクと液体ミルクの両方を備えておくと、より安心です。液体ミルクの中には、専用のアタッチメントと哺乳瓶用乳首を付けることで、液体ミルクの缶のまま赤ちゃんに与えることが出来る物もあります。

また、大きな災害時には、いつも何気なく通っている道も歩きづらくなっています。ベビーカーは使えないと考えて、かさばらない簡易抱っこ紐を用意しておくと良いです。ママの靴も歩きやすいものを。普段は室内で使えて、緊急時には外にも使える防災スリッパも販売されています。
内閣府では、実際に被災した方々が必要だと感じた物を経験談と共に公開しています。また、「あかちゃんとママを守る防災ノート」もPDFで配布されています(防災情報のページ – 内閣府)。ベビー用品を販売しているメーカーの中にも、赤ちゃんがいるご家庭向けの防災対策をホームページ等で公開しているところがありますので、それぞれ参考にすると良いでしょう。
災害はいつ起こるか分からないもの。定期的に見直しをして、備えておきましょう。

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