だいたい1歳前後になると、赤ちゃんに歯が生えはじめます。成長を感じるとともに、口を開けた時にちょこんと見える乳歯がなんともかわいらしい時期です。
歯が生えはじめると気になるのは歯ブラシなどの口腔ケアのこと。我が子が虫歯にならないか心配になる方も多いと思います。

基本的に歯が生えていない間の口腔ケアはあまり必要ではありませんが、気になるようでしたら生後6ヶ月から1歳前後の、歯が生えはじめる前から徐々にスタートすることもおすすめです。離乳食や授乳後に、清潔なガーゼや市販されている専用のシート等で軽くやさしく口のなかを拭き取るだけでOK。口のなかに何かが入る感覚に赤ちゃんが慣れることが目的のため、厳密にする必要はありません。

下の前歯が生えてきたら月齢に合った歯ブラシで軽く汚れを落とします。この時に気を付けたいのは、歯ブラシを喉の奥に入れすぎないこと、必ず大人が歯ブラシを管理することなどです。なにかの拍子に事故やけがの元のならないようにしましょう。ストッパー付きの歯ブラシなども販売されています。
ぶくぶくうがいが出来るようになるまでは、歯みがき粉はまだ使わなくても大丈夫です。もし使いたいという場合、「うがい不要」等の表記がされているものを選びましょう。

乳歯の虫歯や嚙み合わせは永久歯にも影響します。幼いころから歯みがきの習慣をつけて、歯の健康を保ちましょう。

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