東京大学とJST（科学技術振興機構）などが行った研究によると、赤ちゃんの人見知りは単なる怖がりや母親とそれ以外が区別できるようになった証ではなく、「接近」と「怖がり」の両方の気質の強い子が「人見知り」を示すことが明らかになりました。
「怖い、でも近づきたい」という赤ちゃんなりの葛藤、と言えるかもしれませんね。

では、人見知りの強い赤ちゃんと接する場合、どんなことに気を付けたらよいでしょうか。

研究によると、人見知りの強い赤ちゃんは、赤ちゃんをまっすぐに見た顔（正視顔）よりも赤ちゃんから目をそらした顔（逸視顔）を長く見る一方、人見知りの弱い赤ちゃんは、正視顔を長く見るということがわかりました。
つまり、人見知りの強い赤ちゃんは、自分を見ている相手から目をそらし、相手が自分を見ていない時に相手のことはじっと観察している、ということです。

人見知りの強い赤ちゃんと対面する場合、まずは目線を合わせないようにして赤ちゃんにしっかり観察してもらうと、警戒心を持たれにくくなると言われています。

人見知りな赤ちゃんと接するとすぐに泣かれちゃう！という方は一度、ぜひお試しください！

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