ペットを飼っている方が妊娠・出産するとき、赤ちゃんとペットが一緒に生活できるのか？心配な方もいらっしゃるかと思います。
結論から言うと、ママやパパが心配な点をフォローすれば、赤ちゃんとペットは一緒に生活することができます！

●ペットのしつけをしっかりする！
ペットの基本的なしつけは当然ですが、ペットが赤ちゃんをむやみに舐めたり、いじわるしたりしないようにするなど、事故が起こらないように管理することも必要でしょう。

●衛生面に気を付ける
ペットの毛やフケ、ほこりによって、赤ちゃんによってはアレルギーを発症する可能性がある、と言われています。定期的なシャンプーやトリミング、ブラッシング、日々の掃除や洗濯をこまめに行うとよいでしょう。空気清浄機を使うのも効果的です。

また、猫との接触や猫の排せつ物が感染経路の一つとなっているトキソプラズマ症は、妊婦さんが感染すると胎児にも感染リスクがあると言われています。
ペットと触れた後やトイレ掃除の後はしっかり手を洗うこと！も大切です。トキソプラズマ症については、かかりつけの産婦人科医などに詳しく聴いてみるとよいでしょう。

●赤ちゃんとペットの住環境
飼い主さんの許可なくペットが入れない赤ちゃん専用の部屋があると、ペットが原因のトラブルを減らすことができます。高さのあるベビーベッドでも良いでしょう。
同様に、ペットにとっても赤ちゃんとの距離を保って安全な空間、ペットが一人になれる場（サークルやケージなどでOK）を作ってあげるとよいでしょう。
動き出した赤ちゃんがいる場合は、赤ちゃんがペットの水桶や排せつ物に突っ込んでいかないようにするのもお忘れなく！

●ペットのメンタルケア
赤ちゃんが生まれて、パパやママの気持ちが赤ちゃんばかりに向いてしまうと、ペットは寂しさのあまりストレスとなってしまうことがあります。育児の合間にペットと遊んであげることも大切です。

全体的に、赤ちゃんとペットの同居は赤ちゃんの心の成長に良い影響を与える、免疫力の向上が見込まれるなど、メリットもたくさんあります。
ペットも大事な家族の一員。家族全員が仲良く快適に暮らせるといいですね！

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