出産後、一時的に気分の落ち込みなどがあるマタニティーブルーズは多くの産後ママが経験するもので、多くは1-2週間でおさまります。
しかし、産後うつの症状は2週間以上続くと言われ、決して放置できない症状です。

新発田地域振興局　児童・障害者相談センター（新潟県）のコラムによると、産後うつについて次のように説明されています。

「産後数週間から数ヶ月以内に気分が沈むようになり、周囲に対する興味や喜びが感じられない、不安や恐れ、イライラや怒り、過度な緊張、集中困難、不眠、必要以上に罪悪感を抱いて自分を責める、自分はまったく価値のない人間だと感じる、死にたくなる、自分の存在を消したくなる、自分を傷つけたくなる…
などの心の症状がでてきて、2週間経っても改善しない場合や悪化傾向がみられる場合には『産後うつ病（れっきとした病気です）』が疑われます。」

産後うつは、通常のうつと同様に、疲労、頭痛、食欲不振、不眠などの何らかの身体的な症状を伴います。ママ本人は自分の症状に気づいていないケースも多く、ご家族の方のほうが先にママの症状に気づくことも多々あります。

何をすることもできない、感情がない、とにかく眠れない、自死願望や自傷願望があるママは、無理をしないで自治体や医療機関（精神科、心療内科、産婦人科等）、産後ケアリスト等の専門家にすぐご相談ください。
自治体とかへの相談ってハードル高いよね、と感じる方は、ご家族の方でもいいのでSOSを出してください！

SOSを訴えられた、又は明らかにママの様子がおかしいことに気づいたご家族の方は、声掛けだけでなく、治療が必要なものだとういことを念頭に、自治体や医療機関（精神科、心療内科、産婦人科等）、産後ケアリスト等の専門家にすぐにご連絡ください！

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