「産後の肥立ち」という言葉、聞いたことありますか？
出産を終えたママの大切な回復期のことを、昔の人は「産後の肥立ち」と言っていました。
具体的には「床上げ21日」と言い伝えられ、この時期の女性は安静に過ごすよう言われてきました。

医療が十分ではなかった時代は、産後の肥立ちが悪い（＝出産前の体調に戻るのが遅く、なかなか回復しない）と命に関わることも珍しくありませんでした。
そのため「出産を終えた女性は休ませるべき」ということは先人の知恵であり、「産後の肥立ち」や「床上げ21日」といったキャッチーなフレーズで老若男女が産後の女性を気遣っていました。

実は「産後の肥立ち」や「床上げ21日」は、現代でも通用する正しい知識です。
今は出産後の女性の回復期を「産褥期」と言いますが、これがおおむね6~8週間くらいと言われています。
また、ちょうど1か月健診くらいの時期に「床上げ21日」を迎えるような計算になります。
健診で順調に回復していると判断されれば、徐々に日常生活を開始して良いと言われますので、先人の知恵は鋭いところをついている！のです。

「産後の肥立ち」「床上げ21日」をできるだけ安静に過ごすために家事をパパにお任せする、産後ケアリストなどの産後サポートを利用するなど、出産前からパパと相談しておくといいですよ！

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