ロシアのウクライナ侵攻で国際秩序が大きく乱れ、原油価格や輸送コストなどが値上がりする昨今、日本で子育てしているママにもその影響はジワリと近寄ってきています。

例えば、赤ちゃんの生活に必要な紙おむつの価格。
シェアのトップ５は、パンパース（P&G）、ムーニー（ユニ・チャーム）、メリーズ（花王）、GOO.N（大王製紙）、マミーポコ（ユニ・チャーム）ですが、メリーズ（花王）は4/1出荷分から10％の値上げを発表しています。また、大王製紙も3/22出荷分から紙おむつを含む家庭用品全品の15％以上の値上げを発表しています。

花王は「パルプや原油を使っているメリーズが、当社商品の中でもいちばん原材料価格高騰の影響を受けている。」（東洋経済ONLINE：2022年3/10）と取材に答えています。ちなみにメリーズにとって、容量などを変えない純粋な値上げは初めてだといいます。

P&Gは昨年4月にパンパースの値上げをしたところで、今のところ更なる値上げの発表はありません。（今後はわかりませんが）
またユニ・チャームは、に高原豪久社長が「原材料価格の上昇を受け、今期には174億円の費用増を見込む。ただ、日用品や食品の値上げに動く他社とは一線を画す考え」（時事ドットコムニュース：2022年3/22）であることを表明しています。

各社それぞれの取り組みですが、ママには悩ましい紙おむつのお値段事情になりそうです。

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