外出先で子どものおむつを替える際には、多目的トイレやベビールームに行っておむつ交換台を利用する方が多いかと思います。
とても便利なおむつ交換台ですが、国民生活センターには子どもが転落する事故情報が寄せられています。

同センターが0歳～3歳の子どもの保護者で、外出先の施設にあるおむつ交換台を利用した経験のある1,000人を対象に、インターネットアンケート調査を行ったところ、46人の保護者は「子どもが落ちた」という経験をしており、「落ちそうになった」という経験がある334人をあわせると、38％を占めたことがわかりました。これは、3人に1人以上がヒヤリとした経験がある！という計算になります。

子どもが落ちた（落ちそうになった）ときの状況については、保護者の86％が、子どもから離れたり、目を離したりしていました。
しかも、そのうちの58％の人が、目を離した時間は1～3秒程度と回答しています。
子どもが落ちた（落ちそうになった）ときの状況は集中しており、保護者の70％が、かばんから物を取り出したり、おむつなどのごみを捨てたりするなど、ちょっとした行動であることがわかりました。
また、保護者の74％が備え付けのベルトがあったにもかかわらず締めていないこともわかりました。

おむつ交換台から転落すると頭部への損傷リスクが高く、大変危険です。
子どもをおむつ換台にのせる際には、事前に準備し、子どもをおむつ交換台から降ろした後に片付けやごみ捨てをする、また備え付けのベルトを必ず利用するなどして転落事故を防止することが大切ですよ！

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