ちょっとした外出の際に、自転車はとても便利です。
赤ちゃんと自転車に二人乗りするときは、どんなことに注意すればよいでしょうか？

自転車は原則として運転者以外の人を乗せること＝二人乗りはできません。
しかし、一定の条件を満たしていれば、赤ちゃんや小さなお子さんと二人乗りすることができます。
お住いの自治体によって若干の違いがありますが、大人（16歳以上）と小さなお子さんが二人乗りできるケースは次の通りです。

（１）幼児用座席に小さなお子さん1人を乗せる
（２）お子さんを背負って、ひも等で確実に緊縛している（抱っこはNGです！）

なお、東京都の場合、幼児用座席に座れるのは小学校就学の始期に達するまで、背負えるのは4歳未満のお子さんです。
ただ、幼児用座席は対象年齢が1歳以上のものが多く、実際に赤ちゃんと二人乗りするときは、しっかりとおんぶする！という方が多いかと思います。

ちなみに、前抱っこで乗るのはルール違反です。安全性の点から見ても、自転車に乗ると前傾姿勢になりやすいので、前抱っこだとママと赤ちゃんの体にすきまができてしまい、急ブレーキや段差に乗り上げたときなどに衝撃で赤ちゃんが抱っこひもから飛び出してしまう危険がある、といわれています。

自転車は、道路交通法上「軽車両」となっているので、交通ルール違反により処罰されることもあります。何よりも、赤ちゃんとママの安全を守るためにルールを守るようにしたいですね。

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