2021.05.19
昔から「赤ちゃんは泣くのが仕事」というように、赤ちゃんはよく泣きます。
あまりにも泣き止まない赤ちゃんを見ていると「自分と赤ちゃんの関係性ができていないのではないか?」と不安になるママもいらっしゃいます。
そんな不安の中、周りの大人から「こんなに泣くなんて、ママの愛情が足りないんじゃない?」なんて言われた日には、さらに精神的に追い詰められてしまうことも…!
でも、赤ちゃんが泣き止まないのとママの愛情は関係ありません!!
厚生労働省が発表した研究の結果によると、赤ちゃんにどのような関わり方をしても、生後1~2か月頃に泣きのピークを迎えることがわかっています。この頃は何をしても泣き止まないこともわかりました。
(ちなみに、この手の「泣き」は5か月くらいには収まってくることもわかっています)
とはいうものの、泣き止まない赤ちゃんを見ているのは精神的に辛いものがあります。
赤ちゃんの泣きへの対処法として、
・まず、赤ちゃんの望むもの(ミルクをあげる、おむつを交換する、室温を快適にする、抱っこしてみる)を試します。
・おくるみでくるむ、胎内にいたときの血管の音に近い「シー」という音やビニールのクシャクシャ音、掃除機の音を聞かせる、ドライブに行く(心地よい振動を与える)などを試してみます。
ここまでで泣き止めば御の字ですが、それでも泣き続けていることが多いかと思います。
そのようなときは、泣き続ける赤ちゃんをベビーベッドなど安全な場所に寝かせてその場を離れても構いません。
離れている間は雑誌を読んだり音楽を聴いたり、電話やメールをしてもよいでしょう。
少ししたら戻って赤ちゃんの様子を見てください。
言うまでもありませんが、泣いている赤ちゃんから目を離してもママの愛情とは関係ありません!
まずご自身がリラックスすることが大切ですよ。