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MAMA'S HEAVEN コラム 産後ケアの豆知識

2020.11.18

【産後ママの豆知識】
子どもが食品で窒息しないために(1)

消費者庁の発表によると、子供(14 歳以下)の窒息死事故 623 件のうち、食品による窒息死事故は約 17%(103 件)を占めており、食品が、子供の窒息死事故を引き起こす大きな原因の一つであることが分かりました。

また、食品による窒息死事故 103 件のうち、0歳の子どもが49件(47%)と半数近いこともわかりました。

日本小児科医会によると、窒息がおきる子ども側の要因は大きく分けて2つあるといいます。今回は、この要因の一つである「食べる(噛む、飲み込む)力」についてお話しします。

そもそも、子どもは咳をする力が弱く、気管に入りそうになったものを咳で押し返すこと(咳反射)がうまくできません。
生後5~6か月頃(離乳食初期)の赤ちゃんは、離乳食を飲み込むだけで、舌や歯ぐきで噛んだりつぶしたりすることはできません。

生後7~8か月頃(離乳中期)になると、舌でつぶせる固さのものが食べられるようになる、生後9~11か月頃(離乳後期)には、歯ぐきでつぶせる固さのものが食べられるようになるなどの段階を経て、前歯で噛み切って歯ぐきで噛める固さのものが食べられるようになるのは生後12~18か月頃(離乳完了期)と言われています。

離乳食は急ぐ必要はありません。
月齢に合わせた離乳食の固さを知り、子どもにあった安全な食事を与えることが大切です。
特に月齢の低い子は噛んだりつぶしたりすることができないので、「なんとなく物欲しそうだから…」とお菓子などを与えるのは危険です。
丸飲みしてしまいそうな固いものは、窒息につながる可能性がありますので与えないようにしましょう。

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