産前のプレママ教室や産院では、母乳やミルクの与え方や赤ちゃんの睡眠などの標準的な目安を指導してくれます。

しかし、赤ちゃんのお世話は標準的な目安どおりにいかないことが多々あります。
「こうするといいよ、と言われたのにその通りにならない」ことが、心配でたまらなくなることがあります。

心配な方はぜひ専門家（産後ケアリスト、助産師、保健師、医師など）に相談してみてください。
でも、いざ相談するときに「時間切れで伝えきれなかった」「緊張して伝えたいことがうまく言えなかった」（例えば予防接種の後にお医者さんに相談したかったけれどうまく伝えられずに次の人の順番になってしまった、とか）なんてこと、ありませんか？

専門家に心配なことを相談するとき、伝えるとよい２つのポイントがあります。

一つは「赤ちゃんの状態」です。
例えば「ミルクを飲む量が少ない（多すぎる）」「ミルクを飲んだ後のゲップが上手く出ない」「なかなか寝ない」といった、標準的な目安と赤ちゃんとの違いを伝えます。

二つめのポイントは「ママが考える不安・悩み」です。
例えば「将来、何か悪い影響があるのではないか？」「ネットで調べたらこういう病気の可能性があると出てきて不安」「寝かせる方法はないのかな？」といったことです。「よくわからないけれど、なんとなく不安」といった感じで、具体的な不安ではなくモヤモヤした思いを抱えている、というだけでもいいでしょう。

この２つのポイントを組み合わせてコンパクトに話をすると、短い時間でも悩みを的確に伝えることができますよ！

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