2025.06.04
ヒック、ヒック。この音の前に「ウィ~」を付けると、「ウィ~、ヒック、ヒック」となり、酔っ払いに。「くすん」を付けると、「くすん、ヒック、ヒック」となり、今度は泣き声に。酔っ払いから泣いている人まで表現出来る、ヒックという音。その音から分かる様に、今日は赤ちゃんのしゃっくりのお話です。
赤ちゃんにもよりますが、まだ身体が未成熟な乳児、特に新生児は、しゃっくりが出やすいと言われています。しゃっくりは、横隔膜の痙攣と同時に声帯が素早く閉じる事で、甲高い発声が出る症状を指します。無意識に起こる筋肉の運動(不随意運動)で、大人でも子どもでも、しばらくすると自然に治まる事がほとんどです。赤ちゃんは、横隔膜もその他の身体の機能もまだ十分に成長していない分、ちょっとした刺激で「ヒック、ヒック」としゃっくりが出がちなのです。あまりにも頻繁だったり、何時間も止まらなかったり、しゃっくりで授乳や睡眠が出来ない等でなければ、問題ありません。
ほぼ心配はいらないとは言え、赤ちゃんが小さな身体でしゃっくりをしていると、苦しくないかな?と少しハラハラしますよね。赤ちゃんに「そのヒックヒックは、横隔膜の痙攣と同時に声帯が素早く閉じる事による音だから、大丈夫だよ」と言って慰めても、赤ちゃんはポカーンとするだけでしょう。
そんな時は、まず優しく抱っこ。そして、ゆっくりとしたリズムで揺らすなど、赤ちゃんがリラックス出来る状態にします。また、しゃっくりは身体の冷えが原因で起こる事もありますので、オムツや肌着が濡れて冷えていないかチェック。授乳後でゲップをしていない場合には、ゲップもさせてみましょう。
ところで、しゃっくり=驚かすと止まる、という迷信がよく言われますが、明確なエビデンスがある訳ではありませんので、止めましょう。基本的に、しゃっくりは様子を見つつ自然に治まるのを待てば大丈夫!あまり心配し過ぎないで下さいね。
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