2020.11.25
日本小児科医会によると、食品による子どもの窒息は決して珍しいことではない、といいます。
窒息がおきる子ども側の要因は大きく分けて2つあるといいます。
一つは、前回ご紹介したように、乳幼児は食べる(噛む、飲み込む)力が大人とは全く違うという点です。
今回は、もう一つの要因である「食事の時の行動」についてのお話です。
窒息につながる背景として、走り回って食べた、何個もほおばってしまったなど、「食事の時の行動」が原因と考えられる事例も報告されています。
大きくなった子(上の子)の場合、あおむけに寝た状態や、歩きながら、遊びながら食品を食べさせないことが大事です。
また、食べることに集中させる、よく噛んで食べさせる、口の中に食品があるときは激しくしゃべらせないといった環境づくりも効果的です。
水分を摂ってのどを潤してから食べさせるのもよいでしょう。
赤ちゃんの場合は、一口の量を多くしないなどの工夫をするとよいでしょう。
食事中に赤ちゃんがビックリしてしまうと、ものを詰まらせる原因になりかねませんので、穏やかな環境の中で食事を摂るのもいいですね。
また、年長者(上の子や大人)が赤ちゃんには不適切な食品を与えることもあります(悪気は全くない)ので、これも気を付けたいところです。
窒息しにくい食べ方にも工夫があります!
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